参加者が会場に足を運ぶ動機は、男女間で決定的な温度差と共通する渇望が存在します。取材班が接触した参加者の肉声から、その心理的構造が浮かび上がってきました。
大手商社に勤務する40代男性は、自らの手記で次のように胸中を吐露しています。
「家では完全に『生活費を稼ぎ、ゴミ出しをする同居人』に成り下がっていた。妻から名前を呼ばれることもなく、男としての存在価値を見失いかけていたとき、合コンで出会った女性から『話が面白くて頼もしいですね』と微笑まれた瞬間、失っていた自尊心が強烈に蘇った」
男性側の参加動機は、「男としての自信回復」や「家庭での居場所のなさからの逃避」が圧倒的多数を占めます。一方で、女性側の動機はより情緒的かつ複雑です。
都内在住の30代後半・パート女性は、特番インタビューにおいて「夫に不満があるわけではないけれど、母親でも妻でもない『一人の女』として扱われる時間が欲しかった。身体の関係を急がず、カフェで愚痴を聞き合えるセカンドパートナーが欲しかった」と語っています。肉体関係を前提とした不倫ではなく、精神的な安らぎや疑似恋愛のときめきを求める「セカンドパートナー志向」が、女性の参加ハードルを劇的に下げているのが実情です。