北の国から純の波乱の女性遍歴と結婚相手!吉岡秀隆の現在まで徹底追跡

北の国から純の波乱の女性遍歴と結婚相手!吉岡秀隆の現在まで徹底追跡

北の国から純の波乱の女性遍歴と結婚相手!吉岡秀隆の現在まで徹底追跡にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

ネット上の掲示板やSNSでは、黒板純に対して時に「歴代ドラマ屈指のクズ主人公」という辛辣なフレーズが投げかけられることがあります。その主たる要因は、彼が犯してきた数々の逃避行動と、周囲を巻き込む無責任さにあります。

特に象徴的なのが『'92 巣立ち』におけるタマ子との一件です。東京で予備校に通いながらバイクショップで働いていた純は、東京の専門学校生・タマ子を妊娠させてしまいます。事態の重大さに恐れをなした純は、富良野の五郎に相談する勇気もなく、責任から逃れるようにオロオロとするばかりでした。激怒したタマ子の叔父の前に五郎が駆けつけ、土下座をしてカボチャを差し出し、誠心誠意頭を下げて息子の罪を肩代わりしたシーンは、視聴者に強い衝撃と胸を締め付ける痛みを与えました。

また、純の行動には常に「見栄」がつきまとっていました。富良野から上京する際、トラック運転手(菅原文太)から手渡された「五郎の泥のついた一万円札」の重みを知りながらも、東京の華やかさに呑まれて浪費を重ね、友人関係や女性関係でカッコをつけようとしては借金を作る――。この情けなさは、視聴者にとって「直視したくない自分自身の未熟さ」を鏡のように突きつけるものでした。

しかし、脚本家の倉本聰が描こうとしたのは完全無欠のヒーローではなく、「弱さ、ずるさ、卑怯さを抱えたまま、それでも泥まみれで生きていく等身大の人間」でした。数々の失敗を犯しながらも、ナレーションで自らの卑しさを独白する黒板純の名言の数々は、人間という存在の愛おしさを余すところなく伝えています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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