画面のタッチ操作だけであらゆるゲームが完結する時代に、なぜ親たちはハサミとテープを握りしめるのか。その背景には、自らの手で立体を構築する体験がもたらす圧倒的な「リアルな手応え」がある。任天堂のNintendo Laboが証明したように、平面の板が立体物へと姿を変え、さらに自分の身体を乗せて動かせる感動は、画面の中の出来事とは比較にならない。
今やYouTubeやPinterestを開けば、世界中のクリエイターや親たちが考案した驚くべきDIY事例が溢れている。市販のプラスチック製おもちゃにはない温もりと、壊れたら自分で直せるという学び。そうした理由から、乗れる段ボール車は優れた知育玩具としてのポジションを確立しつつある。