2024年春、日本テレビは夕方と夜の報道枠において極めて重要な改編を実施しました。14年間にわたって日本テレビ ニュースエブリィのメインキャスターを務め、コロナ禍での温かい呼びかけなどで「言葉の力」を体現してきた藤井貴彦アナウンサーが『news zero』へと異動。さらに同年秋には、番組開始当初からスタジオに温もりを注ぎ込んできた元バドミントン日本代表の陣内貴美子キャスターが惜しまれつつ卒業を迎えました。
ネット上でも関心を集めたnews every. 陣内貴美子 卒業理由について、公の会見や放送内で本人が明かしたのは「14年半という節目を迎え、次の世代にバトンを渡すとともに、自身の人生における新たな挑戦へ向かう」という前向きかつ円満な決断でした。スポーツ取材の最前線からスタジオでの生活情報まで、視聴者と同じ目線で驚き、涙してきた彼女の存在は番組の温かいカラーそのものでしたが、局側としても報道フロアの世代交代と新たな番組像の構築を推し進めるタイミングと重なっていたことが窺えます。
この大転換を受けて誕生したnews every. キャスター 交代の柱となったのが、news every. 鈴江奈々アナウンサーとnews every. 森圭介アナウンサーによるWメインキャスター体制です。鈴江アナは報道の第一線でキャリアを積み、母としての視線も持ち合わせる抜群の安定感が持ち味。一方の森アナは『スッキリ』などで培った情報処理能力と、人の心に寄り添うエモーショナルなトーク力に定評があります。さらに元プロ野球選手の斎藤佑樹氏や女優の桐谷美玲氏を曜日・マンスリーキャスターとして起用し、硬軟織り交ぜた多角的な視点をフロアに組み込むことに成功しました。