看護系志望者が最初に着目する和歌山県立高等看護学院の偏差値は、大手看護系予備校の最新模試データにおいて「50〜53」前後で推移しています。これは全国の看護専門学校の標準〜中堅上位に該当し、県内の公立看護学校としては堅実な学力が求められる水準です。
一般入試における学科試験(国語総合、数学I・A、英語、あるいは理科選択等)では、難問奇問が出題されるわけではありません。しかし、基礎学力の定着度と正確性がシビアに採点されるため、ケアレスミスが命取りになります。
一方、和歌山県立高等看護学院の倍率は、推薦入試で約1.5〜2.2倍、一般入試で約1.8〜3.0倍前後を推移しています。少子化に伴い全国の私立看護専門学校で定員割れが生じるケースも見られる中、公立の学費的優位性と伝統的な教育力から、毎年安定した志願者数を集めています。
また、歴史的な経緯として関心を持たれる「和歌山県立高等看護学院 紀北分校」については、県内の看護教育再編に伴い統合・整理が行われ、現在は紀の川市西野山の本校キャンパスに機能が集約されています。昭和25年の開学以来培われた75年の教育ノウハウと、紀の川市新築移転(平成11年)後の充実した実習設備が、現在の安定した入試人気を支えています。