結婚式当日の現場で最も多いトラブルの一つが、「披露宴会場内にどのバッグを持ち込むべきか」という判断ミスです。
ブライダル業界の調査および現役ウェディングプランナーへのヒアリングによると、披露宴会場のテーブル周辺はゲストの椅子と椅子の間隔が限られており、大きな荷物を持ち込むと配膳スタッフの動線を塞いだり、写真撮影時に見苦しく映り込んだりする原因になります。
大手結婚式場に勤務するキャプテン(披露宴責任者)は次のように証言します。
「披露宴会場のお席に持ち込めるのは、原則として『ご自身の椅子の背もたれと背中の間に置ける小型バッグ』または『膝の上に置けるクラッチバッグ』のみです。大きなトート型のサブバッグを足元(床)に直置きされる方がいらっしゃいますが、ホテル・式場マナーとしては美しくありません。貴重品や披露宴中に使うもの以外は、挙式前の受付を済ませた段階でクロークへ預けていただくのが最もスマートです」
結婚式お呼ばれの持ち物仕分けリスト
荷物の迷いをゼロにするため、会場内に持ち込むものとクロークへ預けるものの仕分け基準を明確にしておきましょう。
- パーティーバッグに入れるもの(会場内へ持ち込む):
- スマートフォン
- ご祝儀袋(袱紗に包んだ状態 ※受付前まで)
- ハンカチ・ティッシュ
- 必要最小限のメイク直し用品(リップ・コンパクト)
- ミニ財布(クレジットカード・必要現金を抜粋)
- サブバッグへ入れてクロークに預けるもの:
- 移動用の履物(ヒール靴で移動しない場合のフラットシューズ等)
- 折りたたみ傘・雨具
- 替えのストッキング
- 大きめの化粧ポーチ・ヘアスプレー
- 長財布やキーケースなど披露宴中に使わない貴重品以外の私物
- モバイルバッテリーや予備カメラ機材
- 例外的にサブバッグを会場内へ持ち込むケース:
- 乳幼児連れで参列する場合の授乳ケープやおむつ類
- 持病の薬や医療器具など手元に常備が必要なもの
- ※この場合も、上品な小型フォーマルサブバッグを選び、椅子の背もたれに収める配慮が求められます。