45歳差という驚愕のギャップがありながら、二人はどのようにして心を通わせ、ゴールインに至ったのでしょうか。その馴れ初めは、綾菜さんが現役の大学生だった2009年春にさかのぼります。
当時、綾菜さんは学業の傍ら、東京・六本木の和食料理店(寿司割烹)でアルバイトをしていました。そこに偶然、常連客として訪れたのが加藤茶でした。カウンター越しに接客をする綾菜さんを見た加藤茶は、その初々しく明るい笑顔に雷を打たれたような衝撃を受け、一目惚れしたといいます。それ以降、加藤茶は綾菜さんがシフトに入る日を狙って週に何度も店へ通い詰めるようになりました。
最初の半年間、加藤茶は決して下心を見せることなく、ただ紳士的に食事をし、穏やかな会話を交わすだけでした。綾菜さん自身は、物心ついた頃からドリフの全盛期を知る世代ではなく、来店当初は「優しくて上品でお茶目なおじいちゃん」という認識だったと自著や対談で明かしています。半年が経過したある日、加藤茶がコースターの裏に自身の電話番号を記して手渡したことから、プライベートでの交流が始まりました。
食事やデートを重ねる中で、綾菜さんは加藤茶の細やかな気配りや誰に対しても威張らない誠実な人柄に深く惹かれていきました。加藤茶からの真剣なアプローチに対し、綾菜さんも心を決め、約2年の交際期間を経て2011年6月に籍を入れました。まさに純粋な一目惚れと、時間をかけて育まれた信頼関係が生んだ結末でした。