桑の木を庭木に植えてはいけない?後悔する理由と失敗しない対策を解明

桑の木を庭木に植えてはいけない?後悔する理由と失敗しない対策を解明

桑の木を庭木に植えてはいけない?後悔する理由と失敗しない対策を解明について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

現代の都市部や住宅密集地において、迷信以上に深刻な問題となっているのが、衛生面およびご近所トラブルです。SNSや知恵袋、造園業者の相談窓口に寄せられるリアルな証言を検証すると、桑の木特有の被害実態が浮き彫りになります。

代表的な被害が、春先から初夏にかけて発生する桑の実 鳥害 汚れです。桑の木は受粉樹がなくても1本で大量の黒紫色の果実を実らせます。果汁は非常に濃いアントシアニンを含んでおり、完熟して地面に落ちるとコンクリートやタイルのインターロッキングを赤黒く染め上げます。この染みは水洗い程度では落ちず、高圧洗浄機や特殊洗剤を用いなければ除去できないほどの頑固な汚れになります。

さらに深刻なのが鳥の糞害です。甘い実を目当てにヒヨドリやムクドリ、カラスなどの野鳥が群れをなして集まり、果実を食べ散らかします。その結果、周辺に赤黒い色素を含んだ大量の糞を排泄。これが隣家の外壁、干してある洗濯物、そして駐車場の自家用車のボンネットに降り注ぎます。「隣家の高級車の塗装に果汁混じりの鳥糞が焼き付いてしまい、弁償問題に発展した」というトラブルの相談は、住宅密集地における典型的な係争事例です。

また、害虫の発生も無視できません。桑の木はチョウ目ヒトリガ科の害虫であるアメリカシロヒトリの大好物です。年2回(初夏と晩夏)、爆発的に発生するこの毛虫は、桑の葉を食害して周囲に大量の糞を落とすだけでなく、糸を吐いて枝全体に不気味な巣網を張ります。庭木1本から発生した数千匹の毛虫が隣家の塀を越えて這い出し、ご近所から強い苦情を受ける引き金となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。