アルビノ個体を飼育する上で絶対に軽視できないのが、体質的な「弱点」です。黒色色素が存在しないため、瞳の虹彩から光を遮断できず、視力が著しく弱いという特徴を持っています。そのため、急な光の変化に強いストレスを感じやすく、ケージ内に強いUVBライトや直射日光を当てるのは厳禁です。
また、視力の弱さは捕食行動にも影響を与えます。通常のボールパイソン以上に獲物の位置を視覚で捉えるのが苦手で、給餌の際にピンセットやケージの壁にアタックしてしまう「アタックミス」が頻発します。この弱点をカバーするためには、解凍したマウスをしっかりと適温(38〜40℃程度)まで温め、ピット器官(熱感知センサー)を刺激して正確に誘導する工夫が欠かせません。