「雨が降ってきたな」元ネタと真意を解明!涙の理由と名言の深層心理

「雨が降ってきたな」元ネタと真意を解明!涙の理由と名言の深層心理

「雨が降ってきたな」元ネタと真意を解明!涙の理由と名言の深層心理にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

「雨が降ってきたな」というセリフの原典は、世界的人気作品『鋼の錬金術師』(通称:ハガレン)の原作コミックス第4巻(第16話「それぞれの行く先」冒頭)にあります。発言者は作中屈指の重要人物である「焔の錬金術師」ことロイ・マスタング大佐です。

事件の発端は、マスタングの無二の親友であり、軍内部の巨大な陰謀にいち早く気づいたマース・ヒューズ中佐(殉職により二階級特進し准将)の惨殺でした。愛妻家で親馬鹿、そして誰よりもマスタングの出世と理想を信じて支え続けたヒューズは、国家を揺るがす秘密に触れたことで凶弾に倒れます。

国葬が執り行われ、参列者が去った静寂の墓地。雲一つない晴天の下、マスタングはヒューズの墓標の前で佇んでいました。付き従う副官のリザ・ホークアイ中尉を背に、軍帽を目深にかぶったマスタングは、ぽつりと呟きます。

「いかん雨が降って来ましたね」(原作準拠の口調)

それに対しホークアイ中尉が「雨など降っていませんが…」と返すと、マスタングの頬を一筋の涙が静かに伝い、彼はこう重ねます。「いや 雨だよ」。彼の真情を察したホークアイ中尉は、それ以上追及することなく「…そうですね では早く戻りましょう ここは冷えます」と静かに寄り添うのでした。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。