セキュリティ技術として発展したトークン化は、分散型台帳技術と融合したことでブロックチェーンによるトークン化へと進化を遂げ、実体経済を揺るがす巨大なトレンドを生み出しました。これが、現実世界に存在する価値ある資産をデジタル上でトークンとして表現する資産のトークン化です。
特に世界中の機関投資家が熱視線を送るのが、RWA(Real World Assets:現実資産)のトークン化事例です。米国短期国債や投資適格社債、未公開株、ゴールド(金)、さらには商用ビルや高級レジデンスといった不動産のトークン化が急速に進展しています。
これまで数億円単位の資金が必要だった優良不動産や未公開ファンドへの投資が、デジタル上で数千円〜数万円単位に細分化(小口化)され、世界中の投資家に向けて24時間365日オープンな形で取引可能になりつつあります。権利関係はスマートコントラクトによって自動執行され、仲介業者を介さない低コストかつ透明性の高い権利移転が実現します。