料理酒と日本酒の決定的な違いとは?塩分と酒税の秘密&プロの使い分け術

料理酒と日本酒の決定的な違いとは?塩分と酒税の秘密&プロの使い分け術

料理酒と日本酒の決定的な違いとは?塩分と酒税の秘密&プロの使い分け術とは一体何なのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

料理酒を味見した際、強い塩味に驚いた経験はないでしょうか。一般的な料理酒の原材料名を確認すると、米や米麹のほかに「食塩」が明記されています。その濃度は約2〜3%。これは一般的な海水の塩分濃度に匹敵するレベルです。

調味料であるはずの料理酒にこれほど大量の塩が加えられている理由は、日本の酒税法にあります。本来、アルコール度数1度以上の酒類には酒税が課されますが、そのままでは飲めないように塩を加えること(不可飲処置)で、酒類ではなく「食品・調味料」としての扱いを受けることができます。

この不可飲処置によって酒税が免除されるため、スーパーや量販店で安価に販売できるだけでなく、酒類販売免許を持たない小売店でも取り扱いが可能になります。つまり、料理酒の塩分は美味しさのためだけではなく、税制上の理由から意図的に添加されているものなのです。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。