命盤の中で最も核となるのが「命宮」です。命宮に入っている星を見ることで、その人がどのような気質を持って生まれ、どのような価値観を最重要視するかが判明します。紫微斗数で使われる14の主星は、それぞれ明確な個性を備えています。
・紫微星(しびせい):万人の王。気品と統率力にあふれ、プライドと責任感が強い。
・天機星(てんきせい):知恵と戦略の星。頭脳明晰で分析力に優れるが、考えすぎて迷いやすい。
・太陽星(たいようせい):情熱とリーダーシップ。公明正大で面倒見が良いが、お人好しな一面も。
・武曲星(ぶきょくせい):決断力と金銭運。行動力抜群の実務派で、財を築く力に長ける。
・天同星(てんどうせい):温厚と享楽の星。感受性が豊かで平和主義だが、怠惰になりやすい。
・廉貞星(れんていせい):野心と洞察力。独自の美学を持ち、カリスマ性で人を惹きつける。
・天府星(てんぷせい):包容力と安定。スケールが大きく財産管理に長けるが、保守的になりがち。
・太陰星(たいいんせい):繊細と情緒。母性や芸術的センスに恵まれ、静かな環境を好む。
・貪狼星(どんろうせい):欲望と多才。好奇心旺盛で社交上手、多芸多才なエンターテイナー。
・巨門星(こもんせい):探求と弁舌。観察眼が鋭く研究者や専門職に向くが、口論に注意。
・天相星(てんそうせい):補佐と誠実。人当たりが良く調整役に最適、義理堅い性格。
・天梁星(てんりょうせい):指導と保護。面倒見の良い親分肌で、スピリチュアルな直感も強い。
・七殺星(しちさつせい):開拓と闘争心。単独行動を好み、逆境に立ち向かう不屈の精神を持つ。
・破軍星(はぐんせい):破壊と創造。既存の枠組みを壊して新しい世界を切り拓く改革者。
さらに見逃せないのが、後天的な性格や人生後半の生き方に強い影響を与える「身宮(しんきゅう)」です。命宮が持って生まれた「先天的設計図」であるのに対し、身宮は30代以降の行動傾向や価値観の変化を示します。命宮と身宮の主星の組み合わせを精査することで、人生の後半戦で花開く才能がくっきりと見えてきます。