トラブルなく給油を完了させるためには、現地特有のルールと用語を正確に把握しておく必要があります。特にレンタカー利用者が最も警戒すべきは、油種の呼称と給油ノズルの色分けの違いによる誤給油です。
韓国のガソリンスタンドでは、燃料の名称が日本とは大きく異なります。レギュラーガソリンは「揮発油(フィバルユ / 휘발유)」、ディーゼルは「軽油(キョンユ / 경유)」、ハイオクガソリンは「高級揮発油(コグプフィバルユ / 고급휘발유)」と呼ばれます。日本語の「軽自動車」という響きに引っ張られ、ガソリン車に「軽油」を誤給油してしまう重大インシデントが外国人観光客の間で頻発しています。
セルフスタンドを利用する際の実践的な手順は以下の通りです。
① 給油機前で停止し、画面で「시작(開始)」をタッチする
画面右上に「English」ボタンがあれば英語表示に切り替えます。ない場合は画面遷移のアイコン(車のイラストや燃料マーク)を慎重に確認します。
② 油種を選択する(絶対に間違えないこと)
画面上に「휘발유(黄色ノズル:ガソリン)」または「경유(青または緑ノズル:ディーゼル)」が表示されます。レンタカーの給油口カバー裏側や車検証、貸出伝票に記載された指定油種と一文字一句照らし合わせてタップしてください。
③ 支払い方法と給油量を選択する
「신용카드(クレジットカード)」を選択し、金額指定(例:30,000ウォン分)または「가득(満タン)」を選択します。日本のクレジットカードをICスロットに挿入しますが、満タン指定時に仮売上(デポジット)として15万ウォン前後の枠取りが行われ、給油完了後に実額決済へ切り替わる仕組みになっています。この二重オーソリにカード会社の不正検知が反応し、決済エラーを起こすケースが多発しています。万が一弾かれた場合は、有人窓口で「◯番給油機、現金で5万ウォン分」と指定して精算するのが確実です。