若者の間で爆発的な人気を誇る心理テストや自己診断ツール。その背景には、SNS社会特有の「自分らしさを他者にスマートに伝えたい」という切実な欲求が存在する。MBTI診断に代表されるように、現代人は自らのパーソナリティを明確なラベルで表現し、共有することに価値を見出しているのだ。
ここに、かつてブームを巻き起こした昭和・平成のファンシーグッズカルチャーが完璧に合致した。スマホケースやバッグに付けるぬいぐるみチャーム、ステッカーなどを通じて「私はグランピーベアタイプ」と自己主張するファッションスタイルが定着。可視化されたキャラクターグッズが、コミュニケーションの円滑なアイスブレイクとして機能している。