「海ほたるPAまでドライブして、対岸に渡らずそのまま引き返すことはできるのか?」——この疑問は、首都圏のドライバーの間で長年関心を集めています。結論から言えば、海ほたるPA内でのUターン(方向転換)は公式に認められた正規ルートであり、違反や違法走行ではありません。さらに、支払う通行料金は「出発ICから海ほたるPAまでの片道分」のみとなり、往復分の二重請求にはならない仕様になっています。
川崎方面(浮島IC側)から海底トンネルを通って海ほたるPAに入り、再び川崎方面へ戻る場合、あるいは木更津方面(木更津金田IC側)から海上橋を渡って入り、再び木更津へ戻る場合のいずれも成立します。具体的なUターンのやり方は至ってシンプルです。PA入場後、案内標識に現れる「Uターン」または「川崎方面」「木更津方面」の指示に従って進路を選択します。本線への合流手前には専用の「Uターンレーン」が設けられており、ETC車であれば路側アンテナが自動で車両情報を認識・処理します。
ここで極めて重要なのが、東京湾アクアラインで実施されているETC割引および土日祝日の時間帯別ロードプライシング(変動料金制)の影響です。
現場取材および国土交通省・千葉県の発表データに照らすと、土日祝日の上り線(木更津から川崎方面)を中心に本格導入された時間帯別ロードプライシングは、Uターン車両にも影響を及ぼします。例えば、木更津方面から入りピーク時間帯に木更津へ戻る場合、あるいは川崎側から入ってピーク時間帯の上り本線(川崎方面)へ合流する場合、該当時間帯の判定基準が適用されます。ETCカードは絶対に途中で抜かず、車載器に確実に挿入したまま走行してください。途中でカードを抜き差しすると通信エラーを起こし、通常料金の3,140円が請求されるトラブルの原因となります。