現地調査およびSNSや口コミコミュニティに寄せられる実際の利用実態を分析すると、新幹線喫煙所全廃に伴う行動パターンの大きな変化が浮き彫りになります。
最も多く見られる現場の混乱が、「EX予約やスマートEXでチケットレス入場した直後に喫煙所がないことに気づく事例」です。従来であれば『早めにホームに上がって喫煙所で一服しながら入線を待つ』という行動様式が一般的でした。しかし現行ルール下では、改札内に入った時点でその選択肢が消滅します。
平日の朝8時台および夕方17時〜19時のピーク時間帯には、太閤通口の屋外喫煙所に20〜30人規模の行列ができることも珍しくありません。現場の利用者の声としても「スーツ姿のビジネスパーソンで密集しており、1本吸うために順番待ちが発生した」「発車時刻が迫り、半分も吸えずに改札へ走った」といった生々しい体験談が散見されます。