1995年、弱冠20歳で衝撃的なデビューを飾った相川七瀬。その才能を見抜き、ロックシンガーとしての魂を吹き込んだのが天才プロデューサー・織田哲郎だった。彼の作る切なくもエッジの効いたメロディと、相川のハスキーでどこか乾いた歌声は完璧に噛み合い、チャートのトップを駆け抜けた。
スタジオで向き合う圧倒的な密度の濃さ。テレビ番組や音楽誌の取材で見せる阿吽の呼吸。あまりの距離の近さに、当時のメディアやファンの間で「プライベートでも特別な関係なのでは」と深読みする声が上がったのはごく自然な流れだったのかもしれない。