多指症の原因と手術時期は?保険適用や傷跡の経過を徹底解説【2026年】

多指症の原因と手術時期は?保険適用や傷跡の経過を徹底解説【2026年】

多指症の原因と手術時期は?保険適用や傷跡の経過を徹底解説【2026年】の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

多指症は現れる部位や形状によっていくつかのタイプに分類されます。それぞれの特徴を理解しておくことが、治療方針を決める第一歩となります。

日本人の手において最も発症頻度が高いのが、親指側に余分な指が形成される「母指多指症」です。親指は手の機能全体の約半分を担う重要な部位であるため、単純に余分な指を切除するだけでなく、残す指の骨・関節・筋肉・腱のバランスを細かく整える形成外科的なアプローチが求められます。一方、小指側に生じる「小指多指症」は比較的単純な切除で済むケースが多い傾向にあります。

混同されやすい疾患として「合指症」が挙げられます。多指症が「指の数が通常より多い状態」であるのに対し、合指症は「隣り合う指同士が癒合して離れていない状態」を指します。これらが同時に現れ、指が多くかつくっついている状態は「多合指症」と呼ばれ、分離と形態再建を組み合わせた治療が行われます。

足に生じる「多趾症(足の多指症)」では、小指側に余分な指ができるタイプが約8割から9割を占めます。足の場合は手の親指のような複雑な対立運動(ものをつまむ動作)を必要としないものの、靴を履いたときの圧迫痛を防ぎ、バランスの良い歩行姿勢を保つための幅の調整が設計の要となります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。