一口に洋風だしと言っても、メーカーごとに1個あたりの規格や塩分設計は異なる。国内シェアをけん引する食品・調味料製造業の二大巨頭を比較してみよう。家庭の定番である味の素株式会社の「味の素KK コンソメ 固形」は、1個あたり5.3gに設計されている。水300ml(スープ2人分)に対して1個が標準的な使用量だ。
一方で、ネスレ日本株式会社が展開する「マギー ブイヨン」の固形タイプは、1個あたり4.0gとやや小さめの規格になっている。こちらは水400mlに対して1個(または2個でしっかりした味付け)という基準が提示されることが多い。手元のパッケージがどちらのブランドであるかを確認せずに「固形=小さじ2杯」と一律で代用すると、スープの塩梅にわずかなズレが生じる。顆粒コンソメへ換算する際は、味の素製品なら小さじ2杯強、マギー製品なら小さじ1.5杯〜2杯弱を目安に微調整するのが失敗を防ぐコツだ。