かつて日本の美容メディアやエンタメ業界において、40代女性に求められていたのは「いかに若く見せるか」という見た目のコントロールだった。しかし、現在のトレンドは完全に一線を画している。
シワや体型の変化を無理に隠すのではなく、内面から滲み出る健康美やメンタルヘルスの充実、自信に満ちた佇まいが評価される時代になった。無理な若作りに走らず、自身のありのままを受け入れる「ポジティブ・エイジング」の概念を真っ先に体現したのが、今の40代女性芸能人たちだ。彼女たちが魅せる洗練された素顔は、過度なルッキズムに疲弊していた社会全体に心地よい解毒剤として機能している。