65歳以上の失業保険は年金とダブル受給!損しない受給要件と退職日

65歳以上の失業保険は年金とダブル受給!損しない受給要件と退職日

65歳以上の失業保険は年金とダブル受給!損しない受給要件と退職日の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

制度上は受給資格を満たしていても、現場の手続きで思わぬトラブルや支給遅延に見舞われるケースが後を絶ちません。行政機関やSNS、知恵袋等のコミュニティに寄せられる実際の相談事例から、手続きのリアルな注意点を浮き彫りにします。

まず必須となるのが、会社から交付される高年齢被保険者離職票手続きです。退職後、会社側がハローワークへ雇用保険被保険者資格喪失届を提出し、離職票-1および離職票-2が手元に届くまで通常10日から2週間程度かかります。「会社の人事担当者が手続きを失念しており、離職票が届くまで1か月以上放置された」という現場トラブルが多発しています。退職前に「高年齢被保険者離職票を速やかに発行してほしい」と念押ししておくことが肝要です。

離職票が手元に届いたら、管轄のハローワーク65歳以上求職申し込みを行います。ここで最も注意すべきなのが「求職の意思と能力の確認」です。

「退職したから記念に失業保険をもらいに来た」「もう働くつもりは一切ないが給付金だけほしい」と窓口で発言してしまうと、ハローワーク職員から「就労の意思がない」と判断され、受給資格そのものが否認されます。高年齢求職者給付金はあくまで「働く意欲と健康状態があるシニアの再就職支援」を目的とした公的給付です。「週に数日程度のパートや短時間勤務を希望して仕事を探している」という就業意労を明確に伝えることが手続きの大前提となります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。