Q1:「越」の部首は「走」ですか?それとも「走繞(そうにょう)」と呼ぶべきですか?
A1:部首の正式名称(親字)は「走(はしる)」であり、偏傍冠脚(へんぼうかんきゃく)の位置づけとして左から下を囲む形状を指す際に「走繞(そうにょう)」と呼びます。どちらも正解ですが、部首分類上は「走部」となります。
Q2:「超」や「起」も「越」とまったく同じ書き順ルールですか?
A2:はい、まったく同じです。「超」「起」「趣」「赴」など、部首に「走(そうにょう)」を持つ常用漢字はすべて「走」を1〜7画目で先に書き、その後に右側のつくりを書きます。
Q3:なぜ「しんにょう」は後で書くのに、「そうにょう」は先に書くのですか?
A3:筆順の歴史的変遷によるものです。「走」はもともと単独の独立した漢字(7画)であり、漢字の組み立て順序として左から右へ書く基本原則がそのまま残ったためです。一方、「しんにょう」は歩行や道を表す記号として省略・変化した歴史があり、草書や行書での運筆上の都合から「中身を書いてから全体を一筆で包む」スタイルが定着したという経緯があります。