ネット上の情報で散見される誤解の一つに、「NEXCO中日本の子会社だからといって、親会社から天下ってきた上層部にポストを奪われ昇進できないのではないか」という懸念があります。
かつての道路公団時代や民営化初期にはそうした側面も見られましたが、現在ではプロパー社員(自社採用社員)の管理職・役員登用が積極的に進められています。点検や診断技術の高度化に伴い、現場構造物の劣化メカニズムを熟知した専門技術者でなければ組織のトップマネジメントを務めることが難しくなっているためです。資格取得支援制度(技術士、RCCM、1級土木施工管理技士など)も非常に手厚く、自ら専門性を磨いた社員が正当に評価される実力主義が定着しつつあります。
また、「工事現場で泥だらけになって力仕事をする」という誤解もありますが、同社の役割はあくまで発注者(NEXCO中日本)のパートナーとして点検・調査を行い、補修計画を立案・監理する「エンジニアリング」業務です。実際の補修工事や大規模舗装打ち換えを行うのは下請けの施工会社・専門業者であり、同社社員は調査・診断・施工管理・発注支援という上流工程を担っています。