ブルーノ・マーズ『ザ・レイジー・ソング』制作秘話とサルの正体を解剖

ブルーノ・マーズ『ザ・レイジー・ソング』制作秘話とサルの正体を解剖

ブルーノ・マーズ『ザ・レイジー・ソング』制作秘話とサルの正体を解剖の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

『ザ・レイジー・ソング』を語る上で欠かせないのが、サルのラバーマスクを被った集団とブルーノが寝室のような部屋で息の合ったコミカルなダンスを繰り広げる公式ミュージックビデオです。ノーカットの一発撮りに見えるこの映像には、音楽業界でも有名な差し替えドラマが存在します。

報道各社の取材データによると、レーベル側は当初、多額の予算を投じてまったく別の公式PVを撮影していました。しかし完成した映像を観たブルーノは、「何かが違う。この曲が持つ気取らない空気感が台無しになっている」と強い違和感を抱き、なんと完成品を全編お蔵入り(ボツ)にする決断を下します。急遽、低予算で撮り直すことになった現場で採用されたのが、「寝室でサルと踊る」という奇抜なワンカメ演出でした。

あの完璧なロボットダンスとポップダンスを融合させたサル集団の正体は、アメリカの人気オーディション番組『America's Best Dance Crew』第5シーズンで優勝を果たした世界トップクラスの実力派ダンスクルー、ポレオティックス(Poreotics)です。彼らのトレードマークである精密なポッピン(Popping)技術とユーモラスなマイムを取り入れたことで、低予算ながら世界中でミーム化し、YouTubeでの累計再生回数は27億回を突破する伝説的クリップとなりました。

なぜサルだったのかという疑問について、ブルーノは「家でゴロゴロしながらくだらない悪ふざけをしている男子の生態を象徴したかった」と述べており、飾らない悪友同士のグルーヴを表現する最高のギミックとして機能したのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。