道の駅山内の物販エリアにおいて、食品直売所と並ぶ主役が武雄焼陶器の常設展示販売コーナーです。武雄市周辺は、隣接する有田町(有田焼・伊万里焼)や波佐見町(波佐見焼)と並び、400年以上前から陶芸が盛んな地域として知られています。磁器中心の有田とは異なり、武雄焼は土の温もりを活かした陶器から洗練された染付、緑釉(りょくゆう)、鉄絵まで、多彩な技法と作家ごとの個性的な作風が魅力です。
施設内には山内町内および武雄市内に点在する各窯元の作品がずらりと並び、日常使いの茶碗や湯呑み、モダンなプレートから本格的な花器まで幅広くラインナップされています。窯元を直接1軒ずつ巡る時間が取れない旅行者にとって、主要な作家の作品を一箇所で見比べ、直接購入できる環境は貴重です。
また、お土産として高い支持を集めるのが、真空パックされた生黒米や黒米素麺、山内町特産のお茶(嬉野茶系譜の蒸し製玉緑茶)、地元酒蔵の日本酒です。特に黒米は「自宅の白米に1〜2割混ぜて炊くだけで鮮やかな桜色になり、手軽に抗酸化成分を摂取できる」として、女性層や健康志向のシニア層からまとめ買いされる定番商品となっています。