害虫被害を最小限に抑える秘訣は、「発生してから対処する」のではなく「発生時期を先回りして防除する」スケジュール管理にあります。
- 3月〜4月(春の萌芽期):新芽の展開とともにアブラムシやアゲハの第1世代が飛来します。防虫ネットの設置や予防的散布をスタートします。
- 5月〜7月(初夏・梅雨期):ハモグリバエの活動が本格化し、カイガラムシの幼虫が孵化します。風通しを良くするための透かし剪定を行い、湿気と害虫の滞留を防ぎます。
- 8月〜9月(盛夏・初秋):アゲハの活動ピークとハダニの乾燥被害が重なります。朝夕の葉水と、秋枝につく卵のチェックを徹底します。
- 12月〜2月(休眠期):越冬するカイガラムシをヘラで削り落とし、マシン油乳剤等で越冬害虫を一掃して翌春の発生密度を下げます。