民主党はなぜ政権を取れたのか?2009年歴史的大勝の真相と全勝因

民主党はなぜ政権を取れたのか?2009年歴史的大勝の真相と全勝因

民主党はなぜ政権を取れたのか?2009年歴史的大勝の真相と全勝因の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

Q1:民主党が勝てたのは、マニフェストが優れていたからですか?
A1:公約の魅力は大きな要因でしたが、それ単体で勝てたわけではありません。小泉改革による地方の疲弊、消えた年金問題への激しい怒り、麻生内閣の支持率低下という「自民党側の失点」が重なり、受け皿として小沢一郎氏が緻密な選挙区調整を行ったことが最大の勝因です。

Q2:小沢一郎氏はなぜあそこまで選挙で勝てたのですか?
A2:小選挙区制のルールを徹底的に研究し、勝敗を分ける「1人区」にリソースを集中させたからです。業界団体の集票力に頼る自民党に対し、公募による若手や女性候補の擁立、徹底的な辻立ちや戸別訪問などの地上戦を展開し、自民党の組織選挙を無力化しました。

Q3:なぜその後の民主党政権は短命で崩壊してしまったのですか?
A3:政権奪取を最優先したため党内の安全保障やエネルギー政策の基本方針が統一されていなかったこと、公約の財源(埋蔵金の活用や無駄の削減)が見積もり甘く破綻したこと、そして官僚機構との全面対立により実務が麻痺したことが主な原因です。東日本大震災への対応や消費税増税を巡る党内分裂が決定打となりました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。