フリーサイズの罠!誰でも着られる服の本当の基準と失敗ゼロの選び方

フリーサイズの罠!誰でも着られる服の本当の基準と失敗ゼロの選び方

フリーサイズの罠!誰でも着られる服の本当の基準と失敗ゼロの選び方にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

なぜメーカーは多展開を避け、ワンサイズに頼るのか。その背景には、日本産業規格(JIS)の設計と、現代のアパレル産業が抱える構造的な台所事情がある。

日本の衣料サイズは「JIS L 4005(成人女子用衣料のサイズ)」によって細かく規定されている。しかし、JISはあくまで任意の標準規格であり、法的拘束力はない。ブランド側は自社のターゲット層に合わせて自由に寸法を設定できる。さらに、1型につきS・M・Lの3サイズを作れば、型紙代や縫製工賃、在庫管理コストは3倍に跳ね上がる。売れ残りの廃棄ロスを抑え、サプライチェーンを極限までスリム化したい企業にとって、フリーサイズという逃げ道はあまりに魅力的だったのだ。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。