仏頂面の一般的な読み方は「ぶっちょうづら」です。一部の辞書では「ぶっちょうめん」という重箱読みも掲載されていますが、日常会話やビジネスシーンでは「ぶっちょうづら」と読むのが通例となっています。
辞書的な意味としては、「不機嫌そうにふくれた顔つき」「無表情で愛想のない顔」を指します。よく似た表現に「無愛想(ぶあいそう)」がありますが、両者のニュアンスには明確な違いが存在します。
無愛想は、言葉遣いや立ち振る舞いを含めた「態度そのものが冷淡で配慮に欠ける状態」全般を指す言葉です。一方で仏頂面は、態度以前に「視覚的な表情(特にへの字口や険しい目元)」にフォーカスした表現となります。心の中では親切に対応しようと思っていても、顔つきが硬直しているだけで「仏頂面」と評価されてしまう点に、この言葉特有の難しさがあります。