SNSや大手美容医療掲示板に投稿された利用者の生々しい体験談を精査すると、持続期間そのものよりも「退色の過程における変色トラブル」に関する深刻な悩みが目立ちます。
知恵袋や美容コミュニティで多く見受けられるのが、「施術から3年経ち、眉の形は崩れたのに赤褐色(またはグレーがかった青色)のラインだけが浮き彫りになってメイクで隠せない」という告白です。この赤色や青色の色素残留が起きる要因は、アートメイクインクを構成する顔料の配合バランスに起因します。
多くのブラウン系インクは、黒(カーボンブラックや酸化鉄)、赤(酸化鉄)、黄(酸化鉄)などの微粒子を混合して調合されています。これらの金属化合物は粒子のサイズや耐光性が異なり、黄色や黒色の粒子が肌の代謝や紫外線によって先に分解されると、最後に残った赤色や青色だけが真皮に沈着してしまいます。特に数年前に安価な無資格サロン等で施術を受けたケースでは、粒子が荒く不均一なインクが深層まで入ってしまい、頑固な変色残留として残ってしまう被害が多発しています。