「激おこぷんぷん丸」という強烈なインパクトを持つワードは、一人の特定の著名人が単独で生み出したものではありません。発端となったのは、2011年から2012年頃のギャル雑誌『egg』や渋谷カルチャーで使われていたスラング「おこ(怒っている状態)」でした。
当時、ブログやプリクラの落書きで「激おこ(とても怒っている)」と使われていた短縮語に対し、2013年2月頃、Twitter上のユーザーが語感をリズミカルに整えて「激おこぷんぷん丸」とツイートしたことが直接の引き金となりました。これがクリエイターやネットユーザーの創作意欲を刺激し、わずか数週間のうちに爆発的な二次創作ウェーブを巻き起こしたのです。
報道各社の取材や当時のログ解析によると、ギャル特有の「感情をポップにデフォルメする感性」と、ネットユーザーが得意とする「設定の細分化・ネタ化」が奇跡的なケミストリーを起こした結果が、この社会現象の正体でした。