およそ29年にわたって続いた香坂みゆきと清水圭の婚姻関係。2023年5月に週刊誌がスクープした「極秘離婚」は、世間に大きな衝撃を与えました。長年、理想の夫婦像として語られてきた2人がなぜ別々の道を選ぶことになったのか、そこには複合的な要因が絡み合っています。
報道関係者や知人の証言によると、決定的な暴力や不倫といったスキャンダルがあったわけではありません。最大の転換点は、清水圭の芸能界引退とライフスタイルの変化、そして子供たちの自立でした。清水圭は2022年春に自身のブログで芸能活動からの引退を表明し、自身が経営するカフェやアパレルショップの運営、趣味のゴルフに傾倒する日々を送るようになっていました。
一方で、香坂みゆきは還暦を迎えてからも精力的にテレビの司会業やライブ活動を継続し、表現者として輝きを増していました。長男と次男が成人し、大学を卒業して「親としての役目」を一区切り終えたタイミングで、これからの余生をどう生きるかを見つめ直した結果が生前整理ならぬ「夫婦関係の整理(卒婚)」だったと見られています。
同居を無理に続けるのではなく、互いの人生を尊重して別々の住まいを持ち、法的な婚姻関係を解消する。かつての4人家族という家族構成は、子供たちが巣立ち、夫婦が個人の生き方を取り戻すという自然なライフサイクルの過程で再編されたと言えます。