教育玩具の命運を分けるのは、一過性のブームで終わるか、世代を超えて受け継がれる定番となるかだ。日本市場に定着して長年月が経過した今、興味深い現象が起きている。
かつて子供時代にこれで遊んだ若い世代が親となり、自身の子供へ買い与える事例が増加しているのだ。孫へのプレゼントとして買い求めるシニア層の間でも評価が高い。年齢を問わず直感的に扱えるため、3歳児から小学生、さらには一緒に遊ぶ大人までが等しく熱中できる汎用性の高さがある。家族がリビングに集まり、一つの巨大なタワーを共同で作り上げる光景は、孤立しがちな現代のデジタルライフに対する密やかなカウンターカルチャーとも言えるだろう。