Q1:現地のSNSや掲示板の書き込みは、国民全体の世論を代表していると言えますか?
A1:必ずしも全体を代表しているとは言えません。特にネット空間では声の大きい極端な意見が目立ちやすく、アルゴリズムによって刺激的な投稿が拡散されやすい傾向があります。実態を掴むには、SNSの投稿だけでなく、各種世論調査の数値や複数の報道機関の論調を照らし合わせて俯瞰することが大切です。
Q2:中国のSNSで批判的な意見が消される基準は何ですか?
A2:政府や体制の正当性を直接揺るがす批判、集団行動・デモを扇動する恐れのある投稿は極めて迅速に削除されます。一方で、個人の消費体験や製品レビュー、マクロ経済の動向に対する一般的な不満などは、一定の範囲内で容認されるケースも多く、その境界線は常に変化しています。
Q3:中国と韓国で、日本の情報はどうやって入手・拡散されているのですか?
A3:現地のインフルエンサーや翻訳アカウントが、日本の主要ニュース、X(旧Twitter)、YouTubeの動画をリアルタイムで翻訳・要約して拡散しています。その際、クリック数を稼ぐために刺激的な見出しに加工されることも少なくないため、伝言ゲームのようにニュアンスが変化して伝わる場合がある点には注意が必要です。