ロストリバーデルタのエリア全体には、映画監督ジョージ・ルーカスが手掛けた名作アドベンチャー映画の遺伝子が色濃く息づいている。目と鼻の先にあるインディ・ジョーンズのアトラクションとの相乗効果により、このエリアは映画のスクリーンの内側に迷い込んだかのような錯覚をゲストに与える。
かつてウォルト・ディズニーが提示した「映画を体感する」というコンセプトは、現代の映像配信サービスであるディズニープラスなどを通じても広く親しまれているが、リアルな空間で身体全体を使って冒険を追体験する興奮は格別だ。古い石造りの彫刻や巻き上がる水蒸気、夜間に燃え上がる炎のトーチなど、細部へのこだわりが恐怖体験を上質なエンターテインメントへと昇華させている。