フジテレビ系列の日曜夕方6時枠といえば、現在でも続く国民的アニメ枠だ。しかし1992年から1994年にかけての期間、この枠で異彩を放っていたのがまさに本作だった。『ちびまる子ちゃん』の第1期終了から第2期開始までの架け橋として投入された作品でありながら、最高視聴率23.7%を記録する大ヒットを達成した。
『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』が提示する「温かい昭和の家族像」とは一線を画し、欲望に忠実でたくましい女性陣と、それに振り回されながらも図太く生きるツヨシの姿は、より等身大でリアルな平成の家族像を体現していた。