民放各局がこぞって熱視線を送る理由は明確だ。昨今の放送業界では、コアターゲット層の獲得とネット配信事業での収益化が急務となっている。長年『クローズアップ現代』などのハイエンドな現場で培われた信頼感は、広告主からの評価も極めて高い。
ある民放関係者は「彼女が一人入るだけで、番組の格が一段上がると言っても過言ではない」と語る。提示されている条件には、単なるキャスター起用にとどまらず、自身が企画段階から関与するドキュメンタリー番組の制作権や、自由度の高い契約形態が含まれているとされる。キー局同士の水面下での激闘は、すでに最終局面に入っている。