1976年の激動と静寂の狭間で生まれた『コバルトの季節の中で』。それは、希代のスーパースター・沢田研二が、逆境の中で自身の内面から掬い上げた音楽の結晶でした。小谷夏(久世光彦)が描いた秋空の青さと、船山基紀が施した軽やかなアレンジメント、そして何よりもジュリー本人が紡ぎ出した無垢で美しいメロディが融合し、歌謡曲の枠を超えたタイムレスなポップスが誕生したのです。
ヒットチャートの数字や派手な演出の記憶だけでは測れない、真の芸術的価値。乾いた秋風が街を吹き抜ける季節が訪れたなら、ぜひこの名曲に耳を澄ませてみてください。半世紀の時を経てもなお色あせない、抜けるようなコバルトブルーの空と、ジュリーの温かな歌声が、あなたの心を静かに満たしてくれるはずです。 (出典: 沢田 研二 コバルト の 季節 の 中 で(Yahoo!ニュース))
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