SNSのタイムラインで、バーカウンター一面が蒼白い炎に包まれ、まるで魔術師のようにシェイカーを操るバーテンダーの姿を目にしたことがある人は多いはずです。その舞台こそが、麻布十番に拠を構える高級バー「BAR CENTIFOLIA(バー センティフォリア)」にほかなりません。店名に冠された「センティフォリア」とは、ラテン語で「百枚の花びらを持つ薔薇」を意味します。その名の通り、幾重にも重なる芳醇なアロマと美しさをグラスの中に具現化することを目指して誕生しました。
空間のプロデュースからグラスに注がれる一滴の温度に至るまで、すべてを指揮するのはオーナーバーテンダーの飛田泰秀氏です。国内外の権威あるカクテルコンペティションで輝かしいタイトルを獲得してきた飛田氏は、クラシックなバーテンディングの基礎を極限まで突き詰めた上で、最先端のミクソロジー技術を融合させました。バー業界関係者の証言によると、「単に液体窒素や炎を使って奇をてらっているのではなく、香りを立たせる温度差や、アルコールの角を取るための緻密な物理計算がすべての演出の根底にある」と評されています。
液体窒素で瞬時に凍結させたハーブの粉末がグラスに舞い降り、特殊なスモークバブルが弾けた瞬間にフレッシュな柑橘の香りが店内に満ちる――。カウンターに座るゲスト全員が息を呑み、視覚・嗅覚・聴覚・触覚、そして味覚のすべてを揺さぶられる体験がここにあります。映画のワンシーンに入り込んだかのような没入感こそが、国境を越えて熱烈なリピーターを生み出し続ける決定的な理由です。