トマトの支柱の立て方完全攻略!強風でも倒れないプロの誘引と設置基準

トマトの支柱の立て方完全攻略!強風でも倒れないプロの誘引と設置基準

トマトの支柱の立て方完全攻略!強風でも倒れないプロの誘引と設置基準の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

支柱を強固に固定できたとしても、植物本体と支柱を繋ぐ結束方法を誤れば、突風が吹いた瞬間に茎が擦れ切れて壊死してしまいます。ここで絶対的な標準技術となるのが、プロ農家が徹底しているトマト支柱8の字結びと麻紐での誘引方法です。

針金やプラスチック製のビニールタイで茎を支柱に固く縛り付けてしまう初心者が目立ちますが、これは自ら茎の首を絞める行為に他なりません。トマトの主枝は旺盛に生長し、数週間で直径が1.5倍から2倍近くまで肥大します。伸縮性のない素材で密着固定すると、茎に食い込んで導管を圧迫し、養分の移行を遮断してしまいます。最悪の場合、そこから茎が折れて上位節の果実が全滅します。

プロが麻紐を選ぶ理由は、適度な摩擦力で滑り落ちを防ぎつつ、天然素材特有のしなやかさで茎を傷つけないためです。誘引の手順は極めて論理的です。

まず麻紐を支柱側に回し、ずり落ちないよう固結びで完全にロックします。次に、紐をクロスさせて「8の字」の交差を作った上で、茎の側へと回します。このとき、茎を締め付けず、指が1本スッと入る程度の「輪(遊び)」を残して結び留めるのが最大の秘訣です。支柱側を動かないよう固定し、茎側には自由度を与えることで、突風が直撃した際も紐の中で茎が適度にいなし効果を発揮し、衝撃を逃がして折損を防ぎます。

また、トマトのわき芽かきと誘引は表裏一体の作業です。主枝の葉の付け根から勢いよく伸びるわき芽を放置すると、株が鬱蒼と茂り風通しが極度に悪化します。主枝1本だけを真っ直ぐ伸ばすトマトの一本仕立てを基本とし、第一花房の下から出る強勢なわき芽を小さいうちに手で摘み取ることで、風の通り道を確保し、受光効率と病気耐性を飛躍的に高めることができます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。