長年にわたりステージで激しいヘッドバンギングとアグレッシブなパフォーマンスを繰り広げてきたyasuの身体には、目に見えない形で深刻なダメージが蓄積していました。2009年の声帯結節手術、2012年の頸椎の手術など、度重なる満身創痍の事態を乗り越えて音楽活動を継続していましたが、2017年に限界を迎えることとなります。
2017年8月、Acid Black Cherryのデビュー10周年記念ツアーの全公演中止とともに発表された病名が「頚椎症性神経根症」でした。首の骨(頚椎)の変形などによって神経が圧迫され、首や肩、腕、手先にかけて耐え難い激痛や痺れが生じる疾患です。
当時の公式発表によると、首の損傷から首や腕への激しい痛みに加え、一部の筋肉の麻痺、さらには声帯をコントロールするための神経伝達にも影響を及ぼすほど深刻な状態に陥っていました。医師団から「これ以上の活動は将来的な身体機能に致命的な障害を残しかねない」と強いドクターストップがかかり、無期限の活動休止に入らざるを得ない状況へと追い込まれたのです。