Q1:小泉進次郎氏は「年金受給開始年齢を一律80歳に引き上げる」と本当に発言したのですか?
A1:いいえ、完全な誤情報です。小泉氏の発言は「働く意欲があるシニアのために、繰り下げ受給の選択肢上限を80歳まで広げてもよいのではないか」という受給枠拡大の提案であり、原則65歳の受給開始年齢を80歳へ一括引き上げると主張した事実はありません。
Q2:実際に年金の受給開始年齢が80歳に引き上げられる予定はありますか?
A2:受給義務年齢を80歳に引き上げる計画は、政府や厚生労働省の検討課題にも含まれていません。現行制度では原則65歳、選択可能範囲は60歳から75歳までとなっており、当面の間この基本枠組みを80歳まで引き延ばす法案が具体化する予定はありません。
Q3:年金の受給を遅らせる繰り下げは、何歳まで生きれば得になりますか?
A3:原則である65歳受給開始と比較した場合、受給月額は増えますが、受け取っていない期間が存在するため、累計受給総額が逆転する損益分岐点は「受給開始から約12年後」となります。例えば70歳受給開始なら約82歳、75歳受給開始なら約86歳を超えて生存して初めて、累計額でプラスになります。