頭がふわふわする原因とは?危険な病気の見極めと何科を受診すべきか徹底解説

頭がふわふわする原因とは?危険な病気の見極めと何科を受診すべきか徹底解説

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ネット上の情報検索において最も根深い誤解は、「めまいを感じたら何はともあれ耳鼻咽喉科に行けば解決する」という短絡的な思い込みです。確かに内耳は平衡器官の要ですが、ふわふわする浮動性めまいの場合、内耳の器質的疾患が原因である比率は回転性めまいに比べて格段に低くなります。

見落とされがちな盲点の筆頭が、首の筋肉の異常緊張から生じる頸性めまいです。長時間のスマートフォン操作やデスクワークで頭部が前方に突き出る「ストレートネック」状態が続くと、頚椎周辺の深層筋群が硬直します。頚椎には頭の傾きや位置を感知する固有受容器が密集しており、ここの信号が狂うと、脳が送る視覚情報と頚部の感覚情報がズレを起こし、ふわふわとした浮遊感を生み出すのです。

また、健康診断の血液検査で「貧血の基準値内」と判定されていても、体内の貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇している「隠れ貧血」のパターンも存在します。赤血球数やヘモグロビン値に異常がなくても、細胞レベルの鉄不足によって神経伝達が滞り、めまいを引き起こしているケースは少なくありません。耳鼻科の検査だけで異常が見つからないからといって、「問題がない」と自己判断して放置するのは非常に危険です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。