実際の宿泊者から寄せられる声に耳を傾けると、真っ先に挙がるのが「時間配分の読みやすさ」だ。京急本線と大師線が乗り入れる京急川崎駅の真上に位置するため、品川や横浜へ10分前後でアクセスできるのはもちろん、何より羽田空港第3ターミナル駅までエアポート急行で一本、最短十数分で直結する心理的余裕は代えがたい。
「朝6時台の国際線フライトでも、前夜にここで体を休めておけば余裕を持ってチェックインカウンターへ向かえる」。取材で出会った都内IT企業の役員はそう語る。一般的なビジネスホテルにありがちなエレベーター待ちのストレスや、悪天候によるダイヤ乱れの不安を最小限に抑えられる点が、シビアな利用者の信頼を勝ち得ている要因だ。一方で、「駅至近ゆえに線路側の低層階ではかすかに電車の走行音が響くことがある」というシビアな指摘もある。音に敏感な滞在者は、予約時に高層階や静穏な部屋位置をリクエストしておくのが賢明な防衛策といえる。