一口に「9月の沖縄」と言っても、上旬、中旬(シルバーウィーク)、下旬では、旅行代金と観光地の様相がまったく異なります。予算や旅の目的に応じて日程を厳密に選定することが、満足度を最大化する最大の鍵となります。
まず9月上旬は、学校の夏休みが終わることでファミリー層が一気に引き揚げ、観光地の混雑が目に見えて緩和されます。ホテル相場も8月のお盆ピークに比べて20〜30%ほど下落するため、落ち着いた大人のリゾート滞在には非常に適した時期です。
一方、シルバーウィーク(9月中旬の連休)は様相が一変します。大型連休とあって全国から予約が殺到し、航空券や高級リゾートの宿泊料金は真夏のハイシーズン並みに高騰。レンタカーの空きも急速に枯渇し、那覇空港の到着ロビーや主要観光スポットは長い行列に包まれます。
そして、最も注目すべきが9月下旬(連休明け)です。この時期は「沖縄旅行の裏ゴールデンタイム」と呼ぶにふさわしい劇的な変化が訪れます。企業の第2四半期決算期や学校行事が重なることで全国的な旅行需要が冷え込み、ホテルのレベニューマネジメント(変動価格制)によって客室料金が底値近くまで引き下げられます。ツアー代金やダイナミックパッケージの価格は、ピーク時の半額〜3分の1程度にまで落ち着くケースが珍しくありません。