2021年4月期の連続ドラマにおいて、世帯視聴率のトップを独走したのはTBS系日曜劇場『ドラゴン桜(第2シリーズ)』でした。初回から14.8%の好発進を見せると、物語が進むにつれて右肩上がりに数値を伸ばし、最終回では20.4%の大台を突破。同クールの全ドラマ中、唯一の20%超えを記録し、名実ともに王者の貫禄を見せつけました。
続く第2位には、フジテレビ系月9『イチケイのカラス』がランクイン。竹野内豊が演じる型破りな裁判官・入間みちおと、黒木華演じる堅物エリート裁判官のバディが幅広い世代に受け入れられ、全話平均12.6%と安定した視聴率推移を維持しました。さらに北川景子と永山瑛太が織りなす「交際ゼロ日婚からの離婚劇」を描いたTBS系金曜ドラマ『リコカツ』も、平均9.1%、最終回9.1%と金曜夜の枠で手堅い支持を集めています。
一方で、オリコンによる「2021年4月クール ドラマ 満足度調査」に目を向けると、世帯視聴率とは異なる様相が浮かび上がります。満足度ランキングでは、世帯視聴率6%前後にとどまった『大豆田とわ子と三人の元夫』や『コントが始まる』が毎週のように満点に近い最高スコア(100pt中95pt以上)を連発。「大衆的なマスヒット」と「熱狂的なコアヒット」が鮮やかに二極化したのが、このクールの大きな特徴です。