野呂佳代のバラエティ能力の高さを語る上で外せないのが、MCの田村淳(ロンドンブーツ1号2号)と有吉弘行との絶妙なコンビネーションです。二人が放つ鋭利なパスに対し、野呂は常に期待以上のシュートを打ち返してきました。
特に定番となっていたのが、アイドルらしからぬプロポーションや体重をめぐるやり取りです。有吉から「おい、プロレスラー」「何キロ増えたんだよ」と愛のある毒舌を浴びせられると、すかさず「誰がプロレスラーですか!」「今ちょうどいいんです!」と絶妙な間合いで噛みつき、スタジオのボルテックスを作り出しました。
容姿や体型をめぐるイジりは一歩間違えれば空気が重くなりがちですが、彼女の場合は悲壮感を一切感じさせない明るさとユーモアで完全にエンターテインメントへと昇華させていました。淳が絶妙なタイミングで話を振り、有吉がスパイスを効かせ、野呂が爆発力のあるリアクションで落とすという黄金の連携プレーは、ロンハーの歴史に残る名人芸です。