彼の快進撃を語る上で欠かせない原点が、DPワールドツアー(欧州ツアー)への単身挑戦だ。言葉の壁や過酷な長距離移動、過密日程をものともせず、異国の地でひたむきに腕を磨き続けた日々の結実。その決定打となったのが、歴史ある名門ル・ゴルフ・ナショナルで開催されたカズー・オープン・ド・フランスでの劇的な勝利だった。
欧州屈指の難関コースを攻略し、日本人として青木功、松山英樹に次ぐ快挙を成し遂げた瞬間、世界のゴルフ界の視線は一変した。タフなアウェイ環境で培った適応能力とメンタルタフネスこそが、現在のPGAツアー定着を支える強固な土台となっている。