なぜ人はクッキー&クリームに魅了されるのか?発祥から最新比較まで

なぜ人はクッキー&クリームに魅了されるのか?発祥から最新比較まで

なぜ人はクッキー&クリームに魅了されるのか?発祥から最新比較までについての真相をご紹介します。

世界中で愛されるクッキーアンドクリームですが、その起源については長年、複数の大学やアイスクリームメーカーの間で熱い議論が交わされてきました。定説として最も有力視されているのが、1979年に米国サウスダコタ州立大学の乳製品研究室で、植物・乳製品科学部の教授シャーリー・シーズ(Shirley Seas)氏と大学院生のジョー・ルフェーヴル(Joe LeFebvre)氏らが開発したという記録です。彼らはオレオに代表されるダークココアサンドイッチクッキーを細かく砕き、バニラアイスクリームに混ぜ込む実験を行いました。

一方で、商業ベースでの大規模展開に関しては別の主張も存在します。1980年に米テキサス州の老舗「ブルーベル・クリーマリー(Blue Bell Creameries)」が市販フレーバーとしていち早く全国展開を仕掛けたほか、1982年には米ドレイヤーズ(Dreyer's/Edy's)の公式テイスターとして知られるジョン・ハリソン(John Harrison)氏が独自の配合比率を考案して自社ブランドで発売を開始しました。

報道各社の取材や米食品業界の記録を紐解くと、当時のアイスクリーム市場は「バニラ」「チョコレート」「ストロベリー」の三色(ナポリタン)が主流であり、具材(インクルージョン)を大量に混ぜ込む技術は極めて画期的でした。ココアクッキーの油分とアイスの水分が干渉し合わないよう、クッキーの焼き加減や粉砕サイズを最適化する技術革新こそが、現代のオレオ クッキーアンドクリーム スイーツの隆盛を築く礎となったのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。